キャリア決済で購入した商品を現金に戻しても、バレる可能性はほぼないと断言できます。
本記事では、バレる心配がないと言える理由をはじめ、どういう状況だとバレるのかを紹介します。
また、キャリア決済の換金におすすめの方法も解説するのでぜひご覧ください。
目次
1.キャリア決済を現金に戻すのがバレる可能性はほぼ0%
キャリア決済で購入した商品を現金に戻しても、契約キャリアにバレる可能性はほぼありません。
キャリア決済で買える商品は、キャリアからは自分用に購入したのか、現金に戻すために購入したのか、判断ができないからです。
また、キャリア決済には以下の種類がありますが、基本的にはどのキャリア決済の仕組みも共通しており、種類によってバレる可能性が変わることもありません。
種類 | 提供会社 |
---|---|
d払い(電話料金合算払い) | 株式会社NTTドコモ |
auかんたん決済 | KDDI株式会社 |
ソフトバンクまとめて支払い ワイモバイルまとめて支払い |
ソフトバンク株式会社 |
上記の理由から、どのキャリア決済で購入した商品を換金しても、バレることはまずないと言えます。
2.キャリア決済を現金に戻しても違法性はない
キャリア決済を使って購入した商品を現金に戻しても、違法性は全くありません。
購入した商品の売却は、不用品の売却と同様の扱いになるので、処罰されることはないのです。
ただし、繰り返し現金に戻す行為をしていると、キャリア決済会社の「利用規約違反」に該当するケースが大半です。
そのため、もしキャリア決済を使って現金に戻していたのがバレると、契約キャリアからペナルティ処分を受けるリスクがあることを理解しておきましょう。
※ワイモバイルまとめて支払いは、ソフトバンクまとめて支払いの規約が適用されます。
3.キャリア決済を現金に戻す行為がバレるケースと対処法
基本的にキャリア決済を現金に戻してもバレることはまずありませんが、状況次第ではバレる場合があります。
確実にバレたくない場合、キャリア決済の利用の仕方やご自分の行動には注意しておく方が賢明です。
以下に、キャリア決済を現金に戻したのがバレるケースと、バレるリスクのある相手をまとめました。
バレるケース | バレるリスクの ある相手 |
---|---|
換金性の高い商品の 高額購入 |
|
利用履歴から 推測された |
|
支払いの滞納 |
|
人に話した |
|
現金化業者の利用 |
|
一番リスクが高いのは「支払いの滞納」なので、絶対に行わないようにしましょう。
また、キャリア決済会社にバレると、商品購入先のサイトにも情報共有される可能性が高いです。
以降にて、バレるケースについて詳しく解説します。
3-1 換金性の高い商品を高額購入した
キャリア決済で購入可能なものには、以下の商品があります。
- デジタルギフト券
- 最新ゲーム機
- 切手
これらは換金性が高いため、高額購入をしていると利用用途をキャリアに怪しまれる可能性が高いです。
少額、または少数であればバレる心配はありませんが、繰り返し購入する際は注意しましょう。
ソフトバンクまとめて支払いでゲームや切手を購入する場合、ソフトバンクカードアプリを使ってオンラインでのみ購入可能です。
- 一度の決済は5万円未満に抑える
- 連続して購入しない
3-2 利用履歴から推測された
繰り返し換金性の高い商品を購入していると、利用履歴から現金に戻す行為がバレる可能性があります。
特に月末月初のタイミングは、以下の理由から、キャリア決済で換金性の高い商品を購入するユーザーが多いです。
- 支払いが切羽詰まっている
- キャリア決済の上限が復活した
このような背景から、キャリア決済枠を換金に使う人と特徴の近い行動をとると、疑われやすくなってしまいます。
また、今までキャリア決済を利用したことのない方が、いきなり換金性の高い商品を購入すると、決済会社から「ショッピング枠の現金化」を疑われてしまう可能性があるので注意しましょう。
- 月末月初以外にも利用する
- 換金性の高い商品以外も購入する
- なるべく普段から利用する
- 上限枠まで使い切らない
3-3 支払いの滞納をした
換金性の高い商品を購入した後に支払いを滞納してしまうと、決済会社から「ショッピング枠の現金化」を疑われるリスクが大きく上がります。
また、滞納期間にもよりますが、一向に支払う様子がない、または本人と連絡が取れない場合、以下の方法を通じて家族や職場に換金行為がバレる可能性があります。
- 督促状が自宅に届く
- 職場に連絡がいく
さらに滞納の場合、身内にバレるだけでなく、契約しているキャリアの強制解約をされるリスクも潜んでいます。
キャリア決済は、クレジットカードと異なり分割払いやリボ払いができないので、計画的に利用しましょう。
- 必ず翌月支払える金額内で決済をする
- 滞納に気づいたらすぐにキャリアに連絡して支払いを済ませる
キャリア決済分の支払いだけでなく、スマホ端末をキャリアの分割払いにしている場合も注意しましょう。
分割払いの支払いを滞納すると、信用情報機関に登録されるリスクが上がります。
3-4 キャリア決済現金化業者を利用した
キャリア決済を現金に戻す方法の一つに、「キャリア決済現金化業者」があります。
現金化業者を利用する場合、以下の状況に該当すると、キャリアや家族に換金行為がバレることもあるので注意しましょう。
- 悪質な現金化業者だった
- 換金性の高い高額商品を購入した
- 購入した商品が自宅に配送された
もし悪質な現金化業者を利用してしまうと、バレるだけでなく振込がされないこともあるので、十分に警戒しておく必要があります。
- 現金化業者を介さず、自分で商品を購入して売却する
- 運営期間の長い業者を利用する
3-5 人に話した
「キャリア決済を使って現金に戻した」とうっかり話してしまうと、当然ですがバレてしまいます。
家族にバレたくない時はもちろんですが、キャリア決済会社と電話が必要な場合も注意が必要です。
例えば、不正利用の確認や、一時停止解除などの電話対応時に「購入した商品は現金に戻した」と話してしまっては、自らばらしているのと同様です。
バレたくない場合は、話さないようにしましょう。
- 換金していることを人に言わない
- 運営元から電話があっても「換金に利用した」とは言わない
4.キャリア決済を現金に戻す行為がバレるとどうなる?
もしキャリア決済を現金に戻す行為がバレた場合、起こりうることは以下のとおりです。
バレると起きること | 危険度 |
---|---|
キャリア決済上限の減額 | 小 |
キャリア決済の利用停止 | 中 |
利用サイトのアカウント停止 | 中 |
キャリアの強制解約 | 大 |
強制解約まで発展するのは「キャリア決済の滞納」を続けていることが大きく影響します。
基本的には前章で紹介した「バレるケース」を繰り返し行わなければ、バレる心配はありません。
しかし、もしもバレるケースに該当している場合は重々注意しましょう。
以降にて、バレた場合に起こりうる事柄を詳しく解説します。
4-1 キャリア決済上限の減額
キャリア決済の上限
種類 | 1ヶ月の上限 |
---|---|
d払い(ドコモ払い) | 最大10万円 |
auかんたん決済 | 最大10万円 |
ソフトバンク まとめて支払い |
最大10万円 |
各社のキャリア決済は、1ヶ月の利用上限が最大で10万円です。
この利用上限はユーザーの利用状況によって異なりますが、現金に戻す行為がバレた場合は、10万円の上限枠が0円〜1万円前後まで減額されることもあります。
減額後でも、利用状況が不誠実でなかったり未払金がなければ、上限額は徐々に復活していきます。
4-2 キャリア決済の利用停止
もしも決済会社にキャリア決済を現金に戻す行為が疑われると、キャリア決済の利用を一時的に停止されることがあります。
換金性の高い商品を高額購入していた場合、不正利用の可能性も否めないからです。
確実に現金に戻しているとバレたわけでありませんが、換金性の高い商品の購入は控えましょう。
4-3 商品購入に利用したサイトのアカウント停止
購入した商品を現金に戻す行為は、販売先の利用規約に抵触することが多いです。
そのため、利用したサイトのアカウントが停止する可能性があります。
例えば、Amazonを利用していた場合、Amazonアカウントが凍結されるリスクが潜んでいます。
アカウントが凍結すると、今後そのサイトを利用できなくなってしまう可能性があるのを覚えておきましょう。
近年Amazonでは、Amazonギフト券の換金行為に対して非常に厳しい取り締まりを行なっています。
購入頻度などからAmazonにバレた場合、アカウント残高の没収や停止が行われてしまうので、Amazonギフト券の換金はおすすめできません。
\徹底解説/
4-4 契約しているキャリアの強制解約
キャリア決済枠の換金行為がバレた場合の最悪の事態は、契約しているキャリアを強制解約させられてしまうことです。
強制解約まで進んでしまうケースは、数ヶ月に渡り支払いを滞納したことが主な原因です。
滞納期間にもよりますが、強制解約後も以下のリスクがあることは把握しておきましょう。
- キャリアの新規契約ができなくなる
- キャリアで分割払いを使った契約ができなくなる
- 信用情報に傷がつく
- 損害遅延金の発生
- 財産の差し押さえ
悪質な利用者と見做された場合、「TCA」などの通信会社の事業者団体を通じてキャリア間で情報共有が行われ、今後キャリアの新規契約ができなくなってしまう恐れもあります。
この事態を招かないためにも、利用料金の滞納はしないようにしましょう。
5.キャリア決済を現金に戻すおすすめの方法はある?
キャリア決済を現金に戻す方法は様々ですが、今一番おすすめなのはAppleギフトカードです。
Appleギフトカードは換金率の変動も少なく、安定して人気だからです。
以降にて、Appleギフトカードと他の商品の比較や、キャリア決済での購入方法を紹介します。
また、最新の相場は以下の記事もご覧ください。
\現在の買取相場をチェック/
5-1 Appleギフトカード換金がおすすめな理由
キャリア決済を現金に戻す方法には、以下があります。
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
Appleギフトカードの換金 |
|
|
Amazonギフト券の換金 |
|
|
競輪 |
|
|
ゲーム機など商品購入 |
|
|
Appleギフトカードは、他の方法と比べてもデメリットがなく、そのデメリットもApple公式ストアからの購入であれば回避できます。
また、ギフト券買取サイトを使えば、最短5分で振込されるので、スピーディーに換金することができるのもメリットです。
\併せて確認/
5-2 【iPhone・Android】Appleギフトカード購入方法
Appleギフトカードをキャリア決済で購入する方法は、利用している端末によって異なります。
各端末の購入方法をまとめたのでご覧ください。
利用端末 | おすすめストア | 販売金額 | 購入方法 |
---|---|---|---|
iPhone | App Store | 1,500円〜5万円 | iPhoneの支払い方法を「キャリア決済」に設定後、 App Storeから購入 |
Android | Apple公式サイト | 1,000円〜50万円 | キャリアに対応したプリペイドカードを発行後、 Apple公式サイトから購入 |
iPhoneでも、App Store以外でキャリア決済を利用する場合、プリペイドカードを作成したらAppleギフトカードの購入ができます。
以下表内の「対応のキャリア決済」のリンクをクリックすると、iPhoneとAndroid端末でのAppleギフトカード購入手順を確認できるのでご覧ください。
キャリア | 対応のキャリア決済 |
---|---|
|
d払いで購入 |
|
auかんたん決済で購入 |
|
まとめて支払いで購入 |
povoのキャリア決済の上限額は、1ヶ月につき2,000円です。
購入したAppleギフトカードは、ギフト券買取サイトを使えばすぐに買取してもらえるため、平均30分で現金に戻せますよ!
(※クリックで表示)
- Appleギフトカードを用意する
- ギフト券買取サイトのホームページから申し込みをする
- 振込完了メールが届いたら口座にて入金を確認する
詳しくやり方を知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
\換金手順を確認/
6.キャリア決済を現金に戻すのにまつわるよくある質問
キャリア決済を現金に戻すのに関するよくある質問をまとめました。
- キャリア決済を現金に戻す時、換金率95%は狙える?
- キャリア決済を現金に戻すのはカードなしでもできる?
- バンドルカードはキャリア決済でチャージできる?
- キャリア決済の欠点は何?
- 楽天モバイルのキャリア決済は現金に戻すことはできる?
- キャリア決済の利用履歴は親にバレる?
気になる項目がある方は確認しておきましょう。
それでは、Q&A形式で回答します。
Q1:キャリア決済を現金に戻す時、換金率95%は狙える?
A:商品とタイミングによっては95%で換金することも可能です。
換金方法 | 換金率 |
---|---|
Appleギフトカードの換金 | 80〜95% |
現金化業者の利用 | 75〜80% |
買取相場の高い時期だと、Appleギフトカードはギフト券買取サイトで換金率95%で売却することもできます。
換金率は日々変動するものの、買取サイトでは毎月20日前後の換金率が上がりやすいので、そのタイミングを狙いましょう。
Q2:キャリア決済を現金に戻すのはカードなしでもできる?
A:Appleギフトカードならできます。
iPhoneユーザー限定になりますが、Appleギフトカードはキャリア決済の使えるApp Storeで購入ができ、買取サイトで買取してもらうことが可能です。
また、Androidユーザーの場合は、審査なしで発行可能なバーチャルカードを利用するとAppleギフトカードをApple公式サイトで購入できるようになります。
Q3:バンドルカードはキャリア決済でチャージできる?
A:d払い(電話料金合算払い)でのみチャージ可能です。
以前はソフトバンクまとめて支払いでもチャージが可能でしたが、現在はd払いでしかチャージできません。
また、d払いでチャージする場合、ポチッとチャージの手数料として約6%かかります。
しかし、現在は各種キャリアに対応した「バーチャルカード」が誕生しており、どれも手数料無料で即時発行できるため、バンドルカードでキャリア決済を使いたい方には「バーチャルカード」の方がおすすめです。
- d払いバーチャルカード(ドコモグループ)
- au PAYプリペイドカードバーチャル(auグループ)
- ソフトバンクカード(ソフトバンク・ワイモバイルグループ)
Q4:キャリア決済の欠点は何?
A:他の支払い方法と比べて、以下のデメリットが考えられます。
- 利用上限は月10万円までと低い
- 分割払いやリボ払いはできない
- ポイント還元を受けるにはプリペイドカードが必要
- プリペイドカードなしでは使える場所が限定的
クレジットカードとは異なり、審査なしで利用できるキャリア決済ですが、クレジットカードと比べると制限があります。
ただし、プリペイドカードを併用すると、利用できる場所が増えたりポイント還元もされるようになり、ある程度のデメリットを払拭することができます。
Q5:楽天モバイルのキャリア決済は現金に戻すことはできる?
A:できません。
楽天モバイルのキャリア決済はデジタルコンテンツにしか利用できないため、現金に戻すことは難しいです。
現在、換金性の高い商品が購入できるキャリア決済は、以下の4種類のみです。
- d払い(ドコモ払い)
- auかんたん決済
- ソフトバンクまとめて支払い
- ワイモバイルまとめて支払い
Q6:キャリア決済の利用履歴は親にバレる?
A:以下のいずれかに該当する場合、利用履歴が保護者にバレる可能性があります。
- キャリア決済の請求先が保護者である
- キャリア決済の利用メールの宛先が保護者である
- iPhoneのファミリー設定を利用している
- 請求書の送付を自宅に希望している
ご自身でスマホを契約している場合は、支払い方法や利用メール設定を保護者にしていない限り、利用履歴は分かりません。
しかし、契約や請求先が保護者である場合、キャリア決済を利用した際に送られる「利用通知メール」などから利用がバレます。
【まとめ】キャリア決済を現金に戻す行為はまずバレないが注意が必要
キャリア決済を現金に戻す場合、キャリアにバレることはまずありません。
購入した商品の利用用途は、キャリアには分からないからです。
ただし、支払いを滞納したり換金性の高い商品ばかり購入していると、キャリアに「ショッピング枠の現金化」を疑われる可能性はあります。
キャリア決済を現金に戻しても違法性はありませんが、キャリアの利用規約に違反に該当するため注意しましょう。