バンドルカードの支払い遅れによる問題・ペナルティが心配な方、必見です。
「バンドルカードの支払いに遅れそうだけど、少しなら大丈夫かな…」「もう遅れてしまった!今のところ何もないけど放っておいて大丈夫かな?」と疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論からお話しすると、支払い遅れはリスクが高いので避けるべきです。
すでに遅れてしまっているなら、すぐ支払うか連絡するべき。
「特に問題が起きていないのに本当に危険なの?」と思った方に向けて、本記事では支払い遅れによって起こる問題を危険度別に詳しく解説していきます。
また、遅れてしまった場合の対処法や一度停止してしまったバンドルカードを再開させる方法も紹介。
情報盛りだくさんでお届けするので、ぜひ最後までご覧ください。
- バンドルカードの支払い遅れによる問題、ペナルティについて知りたい
- 支払いに遅れてしまった場合の対処法を知りたい
- ブラックリストに載らないか心配
- 停止してしまったバンドルカードを復活させたい
目次
1.【危険度別】バンドルカードの支払い遅れによる4つの問題
まずお伝えしたいのが、バンドルカードの支払いを踏み倒すのはやめた方が良いということ。
時間が経てば経つほどリスクは上昇するので、特に連絡がないからと言って放置するのは危険です。
そこで本章では、支払い遅れによる問題を危険度別に解説していきます。
【危険度C】利用枠の低下と遅延損害金
バンドルカードの支払いに遅れると利用枠が下がることがあります。
今まで2万円の利用枠があっても、一度支払いに遅れただけで5千円まで減額されたケースも。
減額の条件は公開されておらず、一律ではありません。
利用状況や今までの実績も考慮されます。
また、1日でも遅れた時点で遅延損害金が発生します。
遅延損害金は滞納額(手数料込み)の14%。
<1万円(手数料510円)を滞納した場合の滞納額例>
滞納期間 | 遅延損害金 |
---|---|
10日 | 40円 |
30日 | 120円 |
60日 | 241円 |
遅延損害金を払えば滞納して良いわけではなく、滞納期間が長くなればなるほど危険度は上がっていきます。
危険度Cの段階であれば、滞納分を支払えば解決することも多いので早急に支払うのがおすすめです。
【危険度B】バンドルカードの利用停止
支払いの滞納が1か月続くとバンドルカードが利用できなくなります。
サブスクリプションサービスの支払いにバンドルカードを使っていた場合は、そちらも使えず、支払い方法を変更しないと滞納することに。
バンドルカードを利用停止になってもチャージした残高は消えません。
利用が再開した際に残高を使えます。
ここまで滞納してしまうと支払っても、すぐに利用停止が明けるわけではありません。
こちらの利用再開手続きが必要です。
【危険度A】債権回収会社への債権譲渡
さらに放置していると債権回収会社へ債権が譲渡されます。
簡単に言うとバンドルカードからの催促がなくなり、滞納分の回収を行うプロから連絡が来るように。
バンドルカードのサービスを提供しているGardia、セブン銀行は共に長期間の滞納に対しては債権譲渡する旨を規約に明記しています。
回収業者から毎日のように電話がかかってくるのはかなりのストレスですよね。
すぐに支払うか、電話に出て支払いができる日を指定すれば連絡がなくなる場合もあります。
無視はせずに早めに対処しましょう。
【危険度S】裁判所からの督促
債権回収業者の警告を無視し続けていると、裁判所から督促状が送られてきます。
この督促状を無視し続けると財産を差し押さえられる可能性があるので、必ず対応しましょう。
督促状が届いた場合の選択肢は2つあります。
1つは督促状の指示に従い、支払うこと。
もう1つが異議申し立てを行うことです。
異議申し立てを行えば、訴訟へと移行します。
身に覚えのない請求である場合は、異議申し立てをしましょう。
放置していると督促を認めたことになってしまいます。
支払督促を受け取っても、その段階で支払いを終えれば大事にはなりません。
ですが、督促状は郵便で届くため同居している方にバレるリスクがあります。
周りにバレずに対処するなら、とにかく早めの支払いがおすすめです。
2.バンドルカードの支払い遅れに対処する方法
「バンドルカードの支払いにもう既に遅れている!どうしたらいいの!」とお困りの方に向けて本章では、バンドルカードの支払い遅れに対処する方法を解説していきます。
「うっかり忘れてしまっていた方」「支払う余裕がない方」
どちらのケースにも対応しているのでぜひご覧ください。
2-1 支払いを完了させる
一番確実な方法は支払いを完了させることです。
支払いに遅れてしまった方の中には、「うっかり支払いを忘れていた!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は期限を超えていても、長期間の滞納でなければそのまま支払うことができます。
なので「うっかり忘れていた」程度であれば、通常の手順で支払えば解決です。
遅延損害金は1日でも遅れた段階で発生するので、併せて支払う必要があります。
また、支払い上限も下がってしまう可能性が高く、上限が元に戻るタイミングについては情報が公開されていません。
また、期限から長期間経っていて通常の手順で支払えなくなっているなら「後払いサービス提供事業者」に直接連絡しての支払いとなります。
後払いサービス提供事業者はGardia株式会社とセブン銀行の2つ。
それぞれ連絡先が異なり、どちらに連絡すべきかを確認する必要があります。
そこで、バンドルカードアプリを起動して[チャージ] > [ポチっとチャージ]>[支払い]の手順で今回連絡すべき、後払いサービス提供事業者を確認。
確認できたら以下の連絡先で支払いの旨を伝えます。
Gardia株式会社
TEL:050-3184-3867
営業時間:10:00〜17:00(土日祝日を除く)
セブン銀行
TEL:050-3173-9779(専用番号)
メールアドレス:[email protected]
営業時間:平日10:00~17:00(土日祝除く)
▽現金をすぐに用意する方法▽
2-2 支払える日を連絡する
金銭的に支払う余裕がない場合は、支払えるタイミングだけでも伝えておきましょう。
例えば、「1か月後」と指定しておくだけで支払いを待ってくれたり、債権の譲渡を待ってくれる可能性があります。
電話に出て支払日を伝えるだけで危険度を下げ、連絡が続くストレスも避けられるのでメリットしかありません。
繰り返しにはなりますが、とにかく無視だけはやめましょう。
連絡先は後払いサービス提供事業者なので先ほどと同じく以下の通りです。
Gardia株式会社
TEL:050-3184-3867
営業時間:10:00〜17:00(土日祝日を除く)
セブン銀行
TEL:050-3173-9779(専用番号)
メールアドレス:[email protected]
営業時間:平日10:00~17:00(土日祝除く)
▽現金を安全に用意するなら▽
3.支払い遅れでブラックリストに載る可能性あり
支払い遅れでブラックリスト入り(支払いでの事故情報が登録されている状態)する可能性はあるでしょう。
一部のサイトでは「ブラックリストには載らない!」とされていますが、現在は状況が変わってきています。
ブラックリストに載らないと言われてきた理由は、後払いサービス提供事業者のGardia株式会社が信用情報機関に登録されていないから。
信用情報機関はクレジットカードの利用履歴やローンの返済状況を管理している機関
ですが、2021年9月21日よりセブン銀行も後払いサービス提供事業者となったことで状況が変わりました。
セブン銀行は信用情報機関に登録しているため、
ブラックリスト入りの可能性が無いとは言い切れません。
ブラックリスト入りしてしまうと、クレジットカードを使えなくなったり、ローンを組めなくなってしまいます。
目安として2ヶ月以上の長期滞納だとブラックリスト入りしやすくなるので、早めに対処しましょう。
4.利用停止されたバンドルカードを再び使う方法
一度利用を停止されたバンドルカードであっても、支払いを完了させれば再び利用できるようになります。
残高も停止前のままで没収されることもなく、再度登録しなおす必要もありません。
しかし、再開させるにはいくつかの手順をこなす必要があります。
本章では、再開させるための手順と再開後の上限額について詳しく解説していきます。
4-1 支払い完了後の手順
滞納していた支払いを完了させたら以下の手順で利用を再開させられます。
利用再開の手順
- カードタブを開き、カード手続きの「一時停止・解除」をタップ
- 「カードの一時停止・解除」画面になるので、画面下部の「利用を再開する」と書かれた緑色のボタンをタップ
利用再開の手順無しでは、支払いを完了させてもバンドルカードを使うことができないので要注意です。
詳しくはこちらのバンドルカードサポートページをご覧ください。
4-2 上限額の復活には時間がかかる
支払いを完了させ、利用を再開しても後払いの上限額が低くなっていることがあります。
上限額が復活するまでの期間は様々で、決まった期間が設けられているわけではありません。
もう遅れないように気を付けながら時間が過ぎるのを待つしかないでしょう。
支払いに遅れていないにも関わらず、上限額低くなることがあります。
金券やチケットを購入した場合に起きやすく、換金が疑われている可能性が高いです。
しばらく購入を控えることをおすすめします。
まとめ
バンドルカードの支払いに遅れてしまうと大小様々な問題が起きてしまいます。
うっかり支払いを忘れていただけなら、ほとんど影響なく解決可能です。
一方で長期の滞納となると最悪の場合、信用情報に傷がつくことも。
もし、支払えなくても連絡を入れて支払日を指定するだけでリスクは下がるので、連絡の無視だけは避けましょう。
また以前と異なり、ブラックリスト入りする可能性も0ではないので要注意です。
きちんと対処して大事になるリスクを避けることを強くおすすめします。