Appleアカウント残高は、アプリ課金やApple製品の購入など7通りの使い道があります。
本記事では、Appleアカウント残高で買えるものをはじめ、使い方を詳しく解説します。
Appleアカウント残高とAppleギフトカードでは使い道や使い方が多少異なるので、現在Appleギフトカードをお持ちの方は以下の記事もご覧ください。
\使い方一覧/
- Appleアカウント残高の使い道は?
- 現金に戻せる?
- Appleアカウント残高の使い方は?
- Apple Payにチャージできる?


目次
1.Appleアカウント残高の使い道!買えるもの一覧
Appleアカウント残高は、以下のものに利用可能です。
基本的にAppleアカウント残高は、Appleの提供するサービス内でのみ使うことができます。
以降にて、Appleアカウント残高の使い道を詳しく解説します。
1-1 アプリ課金・購入
App Storeでインストール可能なアプリに、Appleアカウント残高を利用可能です。
具体的な利用方法は、以下の2つ。
- アプリ内の課金
- 有料アプリの購入
Appleアカウント残高が使えるアプリには、以下画像内の表記があるのでインストール前に確認しましょう。
※一度インストールしたアプリには、画像内の表記はありません。
- ポケポケ
- にゃんこ大戦争
- 280blocker
- Real英会話
- DramaBox
- ChatGPT
- NAVI TIME
- スイカゲーム
- どうぶつの森ポケットキャンプ
- Googleフォト 他
1-2 Apple Store内の製品購入
実店舗・オンラインともに、Apple Store内で販売している製品の購入にAppleアカウント残高は利用できます。
Apple Storeで販売している主な製品は以下のとおりです。
- iPhone
- iMac
- iPad
- Apple Watch
- Air Pods
- Vison Pro
- Air Tag 他
Apple Storeの購入履歴


利用対象が「AppleStore内で販売している製品」のため、Apple以外のBeatsやLogicoolなどの製品にも利用可能です。
ただし、AppleギフトカードはAppleアカウント残高で購入することができません。
2024年8月より、実店舗のApple StoreでもAppleアカウント残高での支払いが可能になりました。
\iPhoneは安く買える!/
1-3 サブスクサービスの支払い
Appleアカウント残高は、以下のサブスクサービスに利用できます。
- Apple Music
- iCloud+
- Apple TV+
- Apple Arcade
- Apple One
- Apple Care(月払い)
- iTunes Match
上記以外にもApp Storeよりインストールでき、iOS経由で支払いが可能なサブスクであれば、Appleアカウント残高で支払いすることも可能です。
(※クリックで表示)
- YouTubeプレミアム
- YouTube Music
- YouTubeメンバーシップ
- flier
- ポケポケ
- タップル
- Tinder 他
Apple CareでAppleアカウント残高を利用するには、月払い且つAppleアカウント残高が十分にあり、Appleアカウント残高以外の支払い方法をAppleアカウントに登録している必要があります。
1-4 音楽・映画・電子書籍の購入
Appleの提供する以下のアプリ内で、音楽や映画、電子書籍の購入にAppleアカウント残高を利用できます。
- iTunes Store(音楽)
- Apple TV(映画)
- Apple Books(電子書籍)
Apple TVは、映画の購入だけでなくレンタルも可能です。
電子書籍は、App Store内でインストール可能でアプリ内決済が可能なものであれば、Apple Books以外からも購入できます。
(※クリックで表示)
- Renta!
- キノッピー
- ebook japan
- BOOK WALKER 他
iTunes Store購入履歴


1-5 LINEスタンプや着せ替え購入
LINEアプリ内で販売しているスタンプや着せ替えの購入に、Appleアカウント残高は使えます。
また、LINEゲームやLINE占いといったその他のLINEサービスでも同様に利用可能です。
サービス利用にLINEコインの購入が必要な場合でも、Appleアカウント残高をコイン購入に使うことができます。
LINEコイン購入履歴


LINEギフトにて商品やギフトコードを購入する際にはAppleアカウント残高は利用できません。
1-6 アプリや音楽のプレゼント
Appleサービスのうち、以下3つのデジタルコンテンツはAppleアカウント残高を使って相手にプレゼントすることが可能です。
- App Store
- iTunes Store
- Apple Books
有料で購入可能なもののみが対象で、サンプルや無料アプリはプレゼントできません。
(※クリックで表示)
有料アプリを選択して共有ボタンをタップ
「アプリを贈る」をタップして、送り先のメールアドレスを入力して「次へ」をタップ
その後、購入を完了したら相手にギフト送信され完了
1-7 スパチャや投げ銭
Appleアカウント残高は、配信アプリのスパチャや投げ銭にも利用可能です。
- YouTube
- TikTok
- ふわっち
- SHOW ROOM
- 17LIVE(イチナナ) 他
Appleアカウント残高が利用できるのはiOS版のアプリからのみとなり、ブラウザ版では利用できません。
また、配信アプリによっては投げ銭に上限が設けられていることが多いので、利用前に確認しましょう。
2.Appleアカウント残高を現金に戻すことは可能?
Appleアカウント残高が不要な場合、Appleに返金請求して現金に戻すことはできません。
Apple公式サイトにて以下の記載が確認できました。
Apple Gift Card、App Store ギフトカード、Apple Account の未使用残高は、法律で定められている場合を除き、現金と交換したり、現金で払い戻したりすることはできません。
引用元:Apple公式
そのため、Appleアカウント残高を現金に戻すのであれば、現状「残高で購入した商品を売却する」しか方法はありません。
Appleアカウントにチャージする前のAppleギフトカードならすぐに換金することは可能ですが、Appleアカウント残高でAppleギフトカードを購入することはできないので注意しましょう。
2-1 Appleアカウント残高を現金に戻す方法
Appleアカウント残高を現金に戻すには、Apple Storeで購入した製品を売却しましょう。
デジタルコンテンツは換金できないため、Appleアカウント残高が使えるApple Storeで換金率の良いものを購入する必要があります。
Apple Storeで購入可能な製品の換金率と換金方法をまとめました。
種類 | 換金率 | 販売金額 | 換金方法 |
---|---|---|---|
iPhone | 80〜95% | 約10万〜25万円 |
|
アクセサリ類 | 60〜80% | 約3,000円〜10万円 |
|
換金率が高いのはiPhoneですが、メルカリやオークションでは、売れるまでの待ち時間に加え、販売額面の10%手数料が発生します。
そのため、手数料なしで高く売れる買取店での売却がおすすめです。
2-2 Appleギフトカードならすぐに現金に戻すことが可能
Appleアカウント残高を現金に戻す場合、商品の購入や売却まで、慣れていないと1日〜数日かかる場合があります。
もしAppleアカウントにチャージする前のAppleギフトカードの状態であれば、最短5分もあればオンラインの「ギフト券買取サイト」で換金が可能です。
買取サイトなら、ホームページから申し込みを済ませた後は振込と待つだけと、利用方法もシンプル。
Appleギフトカードの買取相場は80〜90%と比較的高いので、お持ちの方はご検討ください。
3.Appleアカウント残高の使い方!コンビニでも使える?
Appleアカウント残高は、Apple Storeでの利用を除き、どの支払い方法よりも優先して利用される特性があります。
そのため十分な残高さえあれば、決済時に自動でAppleアカウント残高より使われます。
(※クリックで表示)
- iPhoneの設定をタップ
- 「お支払いと配送先」をタップ
- お支払い方法内の「Apple Account」より残高確認が可能
なお、Appleアカウント残高はコンビニで利用することはできませんが、コンビニで残高チャージすることは可能です。
以降にて、残高の使い方やコンビニでのチャージ方法に加え、残高を使い切る方法を紹介します。
3-1 使い方一覧(課金・製品購入・サブスク)
Appleアカウント残高の以下の使い方を紹介します。
- 課金
- 製品購入
- サブスク
- 有料アプリを選択する
- 支払い画面が表示されたら決済する
課金に利用する場合は、十分に残高があれば決済時に自動でAppleアカウント残高より利用されます。
- Apple Storeで欲しい商品をバッグに入れる
- 購入手続きを進め、支払い画面で「Appleアカウント残高」の利用金額を選択※
- 購入を完了させる
※1円単位で利用金額の選択が可能です。
Apple Storeでの利用時は、Appleアカウント残高内で利用可能金額を指定できます。
- サブスク利用可能なアプリをiOS経由でインストールする
- アプリ内からサブスクに登録する
サブスクサービスに利用する場合、Appleアカウントに別の支払い方法の登録がないと利用できない場合があるので、登録しておきましょう。
(※クリックで表示)
- 設定アプリを開く
- 一番上の自分のアカウント名をタップ
- 「お支払いと配送先」をタップ
- 「お支払い方法を追加」から支払い方法を登録する
もしAppleアカウント残高が「使えない」「残高が消えた」などのトラブルが起きた場合の原因は、以下の記事をご覧ください。
\原因解説/
3-2 コンビニで利用不可だがチャージは可能
Appleアカウント残高をコンビニでの支払いに使うことはできません。
Appleウォレット内にAppleアカウント残高が表示されますが、Appleアカウント残高が使えるのはデジタルコンテンツやApple Storeでの利用のみ。
コンビニではAppleアカウント残高の利用こそできませんが、レジでAppleアカウント残高にチャージすることは可能です。
Appleアカウント残高にチャージ可能なコンビニ
コンビニ名 | チャージ可能額 | 支払い方法 |
---|---|---|
セブンイレブン | 100円〜10万円 |
|
ファミマ |
|
コンビニで販売しているカードタイプのAppleギフトカードは1,000円からの購入のため、少額だけチャージしたい時にもおすすめです。
\詳細はこちら/
3-2 Appleアカウント残高を使い切る方法
「Appleアカウント残高を全部使い切りたい!」という場合、以下の方法であれば使い切ることが可能です。
- 他の支払い方法と併用して使い切る
- 不足分をチャージして使い切る
- Apple Storeで残高以上の製品を買う
(※クリックで表示)
Appleアカウント残高が利用可能な支払いであれば、どの支払い方法よりも優先して残高より利用されます。
もし残高が不足する場合は、Appleアカウントに登録している支払い方法から不足分が支払われる仕様です。
そのため、登録可能な支払い方法がある場合、以下のいずれかを登録してAppleサービスを利用したら使い切れます。
- クレジットカード
- デビットカード
- PayPay
- キャリア決済
(※クリックで表示)
Appleアカウント残高は購入範囲内であれば1円単位でチャージできるため、不足分を購入することで使い切ることができます。
セブンイレブン又はファミマであれば、レジで100円から1円単位で現金で残高チャージすることが可能です。
(※クリックで表示)
Apple Store(店頭・オンライン)では、1円単位でAppleアカウント残高の利用が可能です。
そのため、残高以上の商品を購入する際の支払いに利用すると、残高を使い切ることができます。
不足分の支払いには、Apple Payやクレジットカードなど併用可能な支払い方法を選択しましょう。
Appleアカウント残高には有効期限がないため、期限切れで残高がなくなることはありません。
4.Appleアカウント残高はApple Payにチャージできない
Appleアカウント残高とApple Payは、ともにAppleの提供するサービスですが互換性はありません。
各サービスの違いを以下の表にまとめました。
種別 | 使える場所 | 使えるもの |
---|---|---|
Appleアカウント残高 |
|
|
Apple Pay |
|
|
※いずれも加盟店内で取り扱いの商品やサービスに利用可能です。
限られた場所でしか利用できないAppleアカウント残高に対し、Apple Payは加盟店であれば利用可能です。
また、コンビニやスーパー等の商品購入が可能なApple Payに対し、Appleアカウント残高はAppleサービス内でしか利用できません。
このようにサービス自体が異なるため、Appleアカウント残高をApple Payにチャージすることはできないのです。
5.Appleアカウント残高の使い道・使い方に関するよくある質問
Appleアカウント残高の使い道や使い方に関するよくある質問をまとめました。
気になる項目は確認しておきましょう。
以降にてQ&A形式で回答します。
Q1:アップルアカウント残高に期限はある?
A:ありません。
残高を利用しない限りなくならないので、好きなタイミングで使えます。
また、チャージ前のAppleギフトカードにも有効期限はありません。
Q2:アップルアカウント残高はあげることはできる?
A:アップルアカウント残高を人にあげたり、送ることはできません。
アップルアカウント残高が利用可能なのは、残高を保有しているそのアカウントのみです。
例えファミリーアカウントであっても、アップルアカウント残高を共有することはできません。
Q3:Apple IDでPayPay決済するにはどうすればいい?
A:iPhoneなら以下の手順でPayPay利用が可能になります。
- iPhoneの設定アプリを開く
- 「お支払いと配送先」をタップ
- 「お支払い方法を追加」をタップ
- 「PayPay」を選択して「完了」をタップ後に連携して完了
その後、「支払いと配送先」画面でPayPayが一番上にあればPayPayで決済が可能です。
ない場合は、同画面で「編集」をタップして支払い方法の順番を入れ替えましょう。
Appleアカウント残高が既にある場合、Appleアカウント残高で決済可能なものは優先されます。
「支払いと配送先」画面でApple Payを登録していると、PayPayが優先されないためApple Payを削除する必要があります。
Q4:Appleアカウント残高の利用履歴は確認できる?
A:iPhoneなら以下の手順で確認可能です。
- 設定アプリを開く
- 「メディアと購入」>「アカウントを表示」の順にタップ
- 「購入履歴」>確認したい履歴をタップして「ご注文詳細」を確認する
利用金額の横に「請求先アカウント残高」と記載があれば、Appleアカウント残高より支払われています。
Appleアカウント残高の使い道・使い方のまとめ
Appleアカウント残高は、Appleの提供するデジタルコンテンツやApple Store内の製品購入に使えます。
使い方も簡単で、Appleアカウント残高がある場合は、デジタルコンテンツの支払いには自動で優先的にAppleアカウント残高より利用されます。
Apple Storeで利用する際は、支払い画面で利用したい残高を入力するだけで使えます。
Appleアカウント残高を現金に戻す場合、Appleの規約上返金はできないため、現状はApple製品を購入して売却するしか換金方法はないので注意しましょう。