Appleギフトカードを使って課金できない原因は様々です。
「なんで課金できないの?」という方に、本記事では課金できない理由を状況別に解説します。
併せて対処法も紹介しているので、ぜひご活用ください。

『アップルギフトカード』へ統一されています。
目次
1.Appleギフトカードで課金できない2つのパターン
大前提として、Appleギフトカードでゲームやアプリに課金するには、Appleアカウントへのチャージが必要です。
チャージを試みていない場合、まずはAppleギフトカードをチャージしてみましょう。
(※クリックで表示)
- Appleギフトカードのギフトコード番号を確認する
- App Storeアプリを開いて右上のアカウントアイコンをタップ
- 「ギフトカードまたはコードを使う」をタップ
- 「カメラで読み取る」または「手動でコードを入力」を選択する
- 入力後に「コードを使う」をタップしてチャージ完了
\画像付きでチャージ手順を確認/
その上で、「Appleギフトカードを使って課金ができない」場合、考えられる状況は以下の2つです。
状況によって原因や対処法が異なるため、該当する項目を確認しましょう。
2.Appleギフトカード(チャージ前)で課金できない原因は?
「そもそもAppleギフトカードをチャージできなくて困っている」という場合、考えられる原因は以下の4つです。
以降にて、チャージできず課金できない原因を紹介します。
もしチャージ時に「使用済み」と表示されるようなら、既にチャージが完了しています。
複数アカウントがあるようなら別のアカウントも確認してみましょう。
2-1 入力するコード番号を間違えた
一番多い原因は、入力するギフトコード番号を以下のように間違えている場合です。
- 0とOのように似た文字を間違えて入力した
- 台紙やカメラレンズが汚れていて正確に読み取れなかった
- ギフトコード番号ではない番号を入力した
上記の場合、チャージ時に「無効です」とエラーコードが表示されます。
カメラで読み取りを行う場合では、ギフトカードの台紙やiPhoneのカメラレンズが汚れていたり傷ついていると、正確にギフトコード番号が読み取れない場合があります。
もしも台紙に問題があり読み取れない場合、Appleサポートに連絡して対応してもらいましょう。
また、カードタイプのAppleギフトカードには、ギフトコード番号以外の番号の記載もあるので間違えないようにしましょう。
2-2 有効化されていない
チャージ時に「有効ではない」という表示がある場合、Appleギフトカードが有効化されていません。
コンビニなどの実店舗で販売されているカードタイプのAppleギフトカードは、不正入手防止のために販売店にて「有効化」を行う必要があります。
通常、レジで支払いを済ませると有効化が完了しますが、もし販売店で購入したにも関わらず有効化されていないようであれば、購入した店舗に問い合わせましょう。
店舗問い合わせ時に購入時のレシートが必要になる場合があります。
2-3 違う種類のギフトカードだった
Appleギフトカードかと思ったら違うギフトカードだった、というのもよくある間違いです。
特にAppleギフトカードと間違いやすいのはGoogle Playギフトカードで、このカードはGoogle Playストアでしか利用できません。
また、現在は販売されていませんが、お手持ちのギフトカードがApple Storeギフトカードだった場合、Appleアカウントにチャージすることができません。
Apple Storeギフトカードは、Apple公式サイトやApple店頭にて販売している製品の購入にのみ利用することができ、アプリ課金には利用できないので注意しましょう。
ギフトカードの種類によっては、オンラインのギフト券買取サイトで売却が可能なものもあります。
2-4 Apple側でしか対処できないエラーの発生
稀な例ではありますが、Apple側でしか対処できない状況や、Appleのエラーよりチャージできない場合があります。
Appleギフトカードをチャージしようとした際に「サポートへご連絡ください。」と表示が出るようであれば、自分で対処はできないため、Appleサポートへ連絡しましょう。
Appleサポート情報
問い合わせ先 | Appleサポート |
---|---|
営業時間 | 平日祝日:9時〜19時 土日:9時〜18時 |
問い合わせ時には、以下のものを用意しておきましょう。
- ギフトコード番号
- 購入時のレシート
- カード表面と裏面の全体が写っている画像
3.Appleアカウント残高があるのに課金できない原因
Appleアカウントに残高があるのに課金できない時に考えられる原因は、以下の6つです。
また、iOSのアプリであってもアプリから外部サイト上で支払い登録が必要な場合は、Appleアカウント残高で課金できません。
Appleアカウント残高で課金可能なアプリは、アプリインストール前の画面に以下の表示があるので確認しておきましょう。
※一度インストールしている場合は表示されません。
以降にて、Appleアカウント残高で課金できない原因と対処法を解説します。
また、表示されるエラーメッセージごとの解決法を知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
\徹底紹介/
3-1 スクリーンタイム設定による制限
iPhoneやiPadでは、スクリーンタイム設定を行うことでアプリ課金に制限をかけられます。
ペアレンタルコントロールで保護者の端末から子供のアカウントに制限を行う他、自分自身の端末に設定することも可能です。
そのため、何らかのタイミングで設定している場合も考えられます。
制限の変更は、以下の手順で行いましょう。
- 設定アプリを開いて「スクリーンタイム」をタップ
- 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ (パスコードの入力画面が表示された場合は入力)
- 「iTunesおよびApp Storeでの購入」をタップ
- 「アプリのインストール」又は「アプリ内課金」を「許可」に設定して完了
ファミリー共有アカウントであれば、保護者の端末からでしか設定の変更はできません。
3-2 残高チャージしたAppleアカウントが別だった
Appleアカウント残高が使えるのは、チャージしたAppleアカウントのみです。
また、Appleアカウント残高はアカウント間で渡すこともできません。
そのため、以下のような状況下では、別のアカウントにチャージしないように注意しなくてはなりません。
- Appleアカウントを複数所持している
- ファミリー共有アカウントがある
ただし、以下のデジタルコンテンツであれば、ギフトとして購入して人に贈ることは可能です。
- iTunes Storeの音楽
- App Storeの有料アプリ
(※クリックで表示)
- App Store内で有料アプリを選択
- シェアボタンをタップ後に「アプリを贈る」をタップ
- 送り先のメールアドレスを入力して送信する
同様の手順でiTunes Storeから音楽をギフトで贈れます。
また、ファミリー共有アカウントの場合、Appleアカウント残高の共有はできなくても、購入したコンテンツやアプリの共有は可能です。
3-3 未払い分の請求がある
iOSを介した支払いで未払い分の請求が発生している場合、Appleギフトカードで課金することはできません。
また、未払い分があると、Appleアカウント残高を課金した際にチャージ分を未払い分の補填として引き落とされる場合もあります。
特に起こりやすいのが、クレジットカードやキャリア決済の後払い利用した分が、請求日に決済できなかったケースです。
もし未払い分がある場合は、まずはいち早く全額支払いを済ませましょう。
詳しくは4章で解説しますが、未払い分があると「課金でAppleギフトカードが優先されない」原因にもなります。
3-4 予備の支払い方法が設定されていない
サブスクの支払いが該当する場合が多いですが、Appleアカウントの残高不足を防ぐために、予備の支払い方法を設定していないとAppleアカウント残高が使って課金ができない場合があります。
クレジットカードやキャリア決済などを追加することで解決する場合が多いです。
- クレジットカード
- デビットカード
- PayPay
- キャリア決済
- Apple Pay
3-5 アプリやゲーム側の不具合
アプリやゲームの兼ね合いで、Appleアカウント残高を利用できない場合があります。
主に考えられるのは以下の2つです。
- アップデートが行われた
- 運営側のトラブル
課金予定のアプリが最新版にアップデートできていないと、課金できないことがあります。
App Storeからダウンロードしたアプリは、自動でアップデートされるように設定されていますが、問題が起きた場合は手動でアップデートが必要な場合があります。
また、課金できないことを含め、突然のフリーズやバグなどが発生している場合は、運営側で何らかのトラブルが発生していることも考えられます。
アプリの再起動や再インストールなどでも解消しない場合、X(Twitter)などでリアルタイム検索をし、状況を確認しましょう。
3-6 利用端末の不具合
iPhoneやiPadなどの端末の一時的な不具合で課金ができない場合もあります。
その場合、以下のいずれかを行いましょう。
- 端末を再起動する
- iOSのバージョンアップをする
iOSのバージョンアップができていない場合、アプリが起動せずに課金できないことがあります。
アップデートを行うことで解決できるので、以下の手順で行いましょう。
- 「設定」を開く
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェアアップデート」をタップ
- 「自動アップデート」をタップ
- 「iOSアップデートをダウンロード」および「iOSアップデートをインストール」をオンにする
iOSのアップデートは時間も通信速度もかかるため、Wi-Fi環境下で行うことをおすすめします。
4.課金でAppleギフトカードが優先されない理由は?
Appleアカウント残高があるにも関わらず、課金でAppleギフトカードが優先されない場合、Appleアカウントに設定しているキャリア決済の限度額を超えた可能性があります。
限度額を超えると、利用しているキャリアからAppleに連絡が行き、支払い方法が制限されている状態です。
キャリアへの未払い分の支払いが完了しない限り、支払い方法の変更や制限の解除はできません。
まずは未払い分の支払いを済ませ、その後キャリアに問い合わせをして、Appleアカウント残高を利用できるようにしてもらいましょう。
もし、Appleアカウント残高があるのに課金時Apple Payが起動する場合は、Appleアカウント残高が利用されてるのでご安心ください。
5.Appleギフトカードで課金できない時に関するよくある質問
Appleギフトカードで課金できない時に関するよくある質問をまとめました。
- Appleギフトカードで支払いをしたら差額はどうなりますか?
- AppleギフトカードはApple Payにチャージできますか?
- キャリア決済とiTunesカードで支払う場合、どちらが優先されますか?
- アプリ課金履歴はどこで確認できますか?
- iPhoneのキャリア決済で課金する方法は?
気になる内容は確認しておきましょう。
以降にてQ&A形式で回答します。
Q1:Appleギフトカードで支払いをしたら差額はどうなりますか?
A:Appleアカウントに登録している支払い方法に差額分の決済がかかります。
Appleアカウントに登録している支払い方法の中ではAppleアカウント残高が優先的に利用されます。
そのため、Appleアカウント残高で支払えるものであれば、まずは残高から利用され、差額分だけ登録の支払い方法が適用されます。
例えば、Appleアカウント残高に200円あり1,000円分課金する場合、まずは残高の200円は全て消費され、Appleアカウントに登録している支払い方法から差額の800円分が決済されるということです。
Q2:AppleギフトカードはApple Payにチャージできますか?
A:できません。
AppleギフトカードとApple Payでは用途が異なる上互換性はありません。
ウォレットアプリ内にAppleアカウント残高は表示されますが、Apple Payとして支払いに利用することはできないので注意しましょう。
Q3:キャリア決済とiTunesカードで支払う場合、どちらが優先されますか?
A:iTunesカードが優先されます。
iTunesカードでチャージしたAppleアカウント残高がある場合、残高で支払えるものならば残高から優先的に利用されます。
もしAppleアカウント残高が不足する場合、予備の支払い方法にキャリア決済のみ登録していた場合、キャリア決済から不足分が支払われます。
Q4:アプリ課金履歴はどこで確認できますか?
A:Appleアカウント残高の利用履歴は、以下の手順で確認できます。
- 設定アプリ>「メディアと購入」の順にタップ
- 「アカウントを表示」>「購入履歴」の順にタップして確認
手順2で、課金履歴をタップすると、何を利用して課金したのか確認も可能です。
Appleアカウント残高で決済した場合は、「請求先アカウント残高」と表示されます。
Q5:iPhoneのキャリア決済で課金する方法は?
A:iPhoneの場合、Appleアカウントの支払い方法を変更すると可能です。
変更手順は以下のとおりです。
- 設定アプリ>一番上のアカウント名の順にタップ
- 「お支払いと配送先」>「お支払い方法を追加」の順にタップ
- 「キャリア決済」を選択して「この携帯電話番号を使用する」「他の携帯番号を使用する」のいずれかを選択して「完了」をタップ
その後、「支払いと配送先」の場面で、キャリア決済が一番上、またはAppleアカウントのすぐ下に表示されていることを確認しましょう。
これで、課金時にキャリア決済で支払いされます。
(※クリックで表示)
- d払い or 電話料金合算払い(ドコモ、ahamo、irumo、eximo)
- ソフトバンクまとめて支払い(ソフトバンク、LINEMO)
- au PAY(au、UQモバイル、povo)
- ワイモバイルまとめて支払い(ワイモバイル)
※上記以外(楽天モバイル、カブアンドなど)の端末を使ってキャリア決済で課金はできません。
Appleアカウント残高がある場合、課金時にはAppleアカウント残高の支払いが優先されます。
Appleギフトカードで課金できない原因のまとめ
Appleギフトカードで課金できない原因と対処法を紹介しました。
チャージできない場合は、ギフトコードの打ち間違いであることが一番多いです。
Appleアカウント残高を使って課金できない場合、予備の支払い方法の設定が必要だったり、未払い分の支払いを終えていない等が主に考えられます。
無事課金が行えるように、状況にあった対処を行いましょう。