AppleギフトカードをApplePayにチャージしようとしている方は要注意!
実はApplePayにAppleギフトカードをチャージすることはできません!
「同じAppleのサービスなのになんで?」、「チャージできると思って既にAppleギフトカードを買ってしまった!」とお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は原因はそれぞれのサービスの仕様にありました。
そこで、本記事では「チャージできない理由」と「購入してしまったAppleギフトカードの使い道」について解説していきます。
実質的にAppleギフトカードをApplePayにチャージする裏ワザも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
- AppleギフトカードをApple Payにチャージしようとしている方
- それぞれのサービスについて詳しく知りたい方
- 間違えて購入したAppleギフトカードの使い道を知りたい方
- 実質的にチャージする裏ワザを知りたい方
目次
1.AppleギフトカードはApple Payにチャージできない!2つの理由を解説!
冒頭でもお伝えしたとおり、AppleギフトカードをApple Payにチャージすることはできません。
チャージできれば使い道の幅が広がるのですが、残念ですよね。
しかし、理由を知ると意外にも納得がいくものでした。
本章では、AppleギフトカードをApplePayにチャージできない理由について解説していきます。
理由① Apple Payがクレジットカードや電子マネーを登録するシステムだから
1つ目の理由はApplePayのシステムです。
ApplePayは「クレジットカード」やSuicaなどの「交通系ICカード」を登録して、支払いを簡略化するサービス。
一方で、Appleギフトカードはオンライン上でも使えるギフト券です。
ギフト券はクレジットカードにも電子マネーにも当たらないため、ApplePayに登録できずチャージもできない仕様となっています。
▼ 名前からLINEPayやPayPayなどと混同しやすいのですが、口座と紐づけてチャージするような機能はApple Payにありません。
あくまでカード払いの簡略化に特化しています。 Apple Payは財布や定期入れを出さずにカードを利用できる、「電子版のカード入れ」と考えるとイメージしやすいかもしれません。
理由② AppleギフトカードはApple関連の商品にしか使用できないから
2つ目の理由はAppleギフトカードの仕様です。
Appleギフトカードは「AppStore内のアプリ及びアプリ内での課金」、「iPhoneなどのApple製品の購入」といったApple関連の商品にしか使用できません。
「なら、Apple payも!」と思いがちですが、仮にApple payにチャージできてしまうとApple関連以外の商品をスーパーやコンビニなどで購入できてしまいます。
そうなると、Appleギフトカード本来の使い方から外れるのでチャージできません。
2.Appleギフトカード、Apple Payの詳細を解説!
AppleギフトカードやApplePayはよく耳にする名称ですが、「なんとなくしか知らない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
サービスの仕組みをよく知っておけば、より効率的に利用できますよね。
そこで本章では、詳しく知りたい方向けにそれぞれのサービスの詳細を解説していきます。
2-1 Appleギフトカードとは
先述した通り、AppleギフトカードはApple関連のハードやアプリ、音楽や映画など幅広い商品の支払いに利用できるギフトカードです。
Appleギフトカードは大きく分けて2種類に分類されます。
- 店頭で購入するプラスチックのカードが「カードタイプ」
- オンラインで購入し、メールで送られてくるのが「デジタルタイプ」
それぞれカード・メールに記載されている16桁のコードを入力して使用します。
▼ AppleギフトカードはiTunesカードと呼ばれていた「AppStore&iTunesギフトカード」と「AppleStoreギフトカード」が統合されたギフト券です。 今でも当時の名残でAppleギフトカードを「iTunesカード」と呼ぶ人も少なくありません。
また、金額設定も様々で小額からの購入も可能。
ちょっとした課金などにも利用できます。
具体的な金額設定は以下の通り。
カードタイプの金額設定
▼金額固定
1,500円/3,000円/5,000円/10,000円
▼バリアブル(金額自由設定)
1,000円〜100,000円の間から1円単位で選んで購入ができます。
▽バリアブルについて詳しく解説▽
デジタルタイプの金額設定
▼デジタルタイプはサイトによって購入できる金額設定が違います。
Apple 公式サイト |
Apple Store |
AppStore iTunesstore |
楽天市場 | LINE | |
---|---|---|---|---|---|
金額固定 /円 |
3,000 5,000 10,000 |
3,000 5,000 10,000 |
3,000 5,000 10,000 |
1,500 3,000 5,000 10,000 |
1,000 5,000 10,000 20,000 |
バリアブル /円 |
1,000~ 500,000 |
1,000~ 100,000 |
1,500~ 50,000 |
1,500~ 50,000 |
500~ 50,000 |
支払い方法 | クレジットカード ※1 |
クレジットカード ※1 |
クレジットカード ※1 |
クレジットカード 楽天ポイント ※2 |
LINE Pay残高 ※3 |
※1 Apple Payとはいえ電子マネー・交通系ICなどは利用不可。
※2 期間限定楽天ポイントも含む。
※3 LINEの残高チャージはクレジットカードのみ。
2-2 Apple Payとは
iPhone・AppleWatch・iPad・Macで利用できる決済システムがApplePay。
クレジットカードや交通系ICカード、デビットカード、プリペイドカードを登録することでタッチ決済(iD・QUICPay・Suica・PASMO・ICOCA・nanaco・WAON・VISAタッチ決済)が可能です。
▼ 交通系ICカードはSuicaとPASMOのみ利用可能でしたが、2023年にICOCAにも対応しました。
登録も簡単で「ウォレットアプリ」を開き、右上の+ボタンを押してカード情報を入力するだけ。
これだけでクレジットカードであれば、店頭で財布を出すことなくタッチ決済が可能。
交通系ICカードであれば、スマホをかざすだけで改札を通ることができます。
▼ Apple PayはAppleギフトカードの購入には利用できません。
3.Apple PayにチャージできなくてもAppleギフトカードの使い道は5つもある!
せっかく購入したAppleギフトカードがApple Payに使えないのは残念ですよね。
しかし、Appleギフトカードの使い道は多彩。
本章を読めば、きっとあなたにぴったりの使い道が見つかります。
3-1 映画や音楽を楽しむ
iTunes Storeでは映画や音楽を探して購入できます。
その支払いにAppleギフトカードを使用可能。
映画は購入とレンタルから選択できて、音楽もアルバムの購入はもちろん、1曲単位での購入もできます。
せっかく購入したAppleギフトカード。
お気に入りの作品をスマホで気軽に楽しむために使うのもオススメです。
▼ iTunes Storeでは度々映画のセールが行われます。 名作映画だけに絞ったセールも開催されるので、映画好きの方はこまめにチェックすることをおすすめします。
3-2 有料アプリを購入する
Appleギフトカードの使い道の中でもメジャーなのが、有料アプリの購入。
無料のアプリよりも高品質、高性能なものが多くなっています。
高性能な広告ブロッカーや名作ゲームのスマホ版などが目白押し。
セールや値下げも度々行われているので、狙いのアプリが安くなっていないかこまめにチェックしておきましょう。
3-3 アプリ内での課金に使う
アプリ内課金にもAppleギフトカードは使用可能。
具体的にはゲームアプリのガチャ、YouTubeでの投げ銭、漫画アプリでの先読みなど無料アプリの機能解放がメインです。
「ガチャに熱中して課金しすぎが怖い….」とお思いの方はAppleギフトカードで支払うと使い込みを防げるのでおすすめ。
3-4 サブスクリプションサービスの支払い
Appleは数多くのサブスクリプションサービスを提供していて、その支払いにもAppleギフトカードを使うことができます。
代表的なのが「Apple Music」。
収録された1億曲以上を聞き放題で楽しめます。
料金も1000円程度と、音楽好きにとってかなり魅力的なサービスです。
▽利用可能なサブスクリプションサービスをより詳しく▽
3-5 LINEサービスの購入
メッセージアプリとして多くの方が利用しているLINE。
やり取りで利用できるスタンプや、着せ替えなどのコンテンツもAppleギフトカードで購入できます。
アニメや漫画の公式から販売されている物や有名なイラストレーターが手掛けたもの等、とにかく膨大なコンテンツ量。
きっと気に入るものが見つかるはずです。
▼ LINEの提供する音楽サービスの「LINE MUSIC」もAppleギフトカードで支払いができます。
4.Appleギフトカードを実質的にApple Payにチャージする裏ワザを解説
「Appleギフトカードの使い道が色々あるのはわかったけど、どれも自分には必要ない….」とお思いの方に裏ワザを紹介します。
この裏技なら実質的にAppleギフトカードをApple Payにチャージすることが可能。
本章で詳しく解説していきます。
手順① 買取サイトを使って現金に換える
まず、不要なAppleギフトカードを買取サイトを使って現金に換えます。
買取サイトとはオンライン上でギフト券を買い取って、現金に換えてくれる専門店。
オンライン上で手続きが完結するので便利な事と、金券ショップよりも現金を多く得やすいのが特徴です。
現金に換えてしまえば使い道がグッと増えるので、使い道がなくてお困りの方には特におすすめです。
▽買取サイトについてより詳しく知りたい方向け▽
手順② 換えた現金をApple Payに登録しているクレジットカードの口座に入金する
現金に換えることができたら、あとは簡単。
Apple Payに登録しているクレジットカードがあれば対象の口座に、買取サイトで換えた現金を入金しましょう。
これでAppleギフトカードを、実質的にApple Payにチャージし利用することができます。
まとめ
AppleギフトカードはApple Payにチャージすることができません。
その理由はそれぞれのサービスの仕様にありました。
というのも、Appleギフトカードはギフト券、Apple Payはカードでの支払いを簡略化するシステム。
まったくの別物であることを把握しておきましょう。
とはいえ、Appleギフトカードを間違って購入してしまったら3章を参考に使い道を探してみてください。
気に入ったものが見つかるかもしれません。
それでも見つからない場合は買取サイトを利用して、疑似的なチャージをするのもオススメです。
興味がある方は、安全で高買取率の「買取ヤイバ」をぜひ覗いてみてください。