バンドルカードの後払いの審査について知りたい人、必見!
前払いは審査不要でも、後払い利用にはバンドルカード独自の審査が都度あります。
そのため「ブラックリスト入りでも審査通る?」「審査に落ちた原因は?」と気になる人は多いのではないでしょうか。
本記事では、後払い審査の内容や上限を増やす方法まで徹底解説!
もし後払い審査落ちしてしまった場合でもすぐに使える後払い方法も紹介します。
また、支払いを滞納してしまった際のペナルティも期間別に解説しているので、心配な人はぜひ最後までご覧ください。
目次
1.バンドルカードの後払いには審査がある!ブラックリスト入りは通らない?
バンドルカードはプリペイドカードの一種のため、前払いチャージする分には審査不要で誰でも利用可能です。
しかし、後払いサービスの「ポチッとチャージ」を利用する場合には都度審査があります。
この章でポチッとチャージの
これらを詳しく解説!
また、他サービスで信用情報がブラックリスト入りしていても、ポチッとチャージの後払い審査は通る場合もあります。
ただし、人や状況によっても異なるため、どうしても審査に通らない場合は2章にて審査不要の後払い方法をご覧ください。
1-1 審査の内容
バンドルカードでは、後払いのポチッとチャージ利用時でのみ都度審査が発生します。
しかし、このポチッとチャージの具体的な審査の内容は公表されていません。
そこで一般的な後払いサービスで行われている審査項目をまとめました。
- 個人情報の入力内容
- 他の後払いサービスでの支払い状況
- 年齢
- 返済能力の有無
- 他の後払いサービスへの複数同時申し込み可否
ポチッとチャージも後払いサービスの一種のため、これらの審査を行っている可能性は比較的高いのではないでしょうか。
1-2 審査時間と申込手順
ポチッとチャージの審査は、通常1〜2分程度で完了します。
そのため、特に問題がなければすぐに利用開始可能!
利用申込の手順は次のとおりです。
- バンドルカードアプリをインストールして新規登録する
- 「+チャージ」>「ポチッとチャージ」を選択
- ポチッとチャージの説明を確認>「次へ」を選択
- 必要情報(氏名・生年月日・電話番号・メールアドレス)を入力>規約確認して「次へ」を選択
- SMS認証をする
- チャージしたい金額を入力>手数料を確認して申込完了
1-3 「現時点でのご利用は承認されませんでした」と表示された場合
「前まで使えてたのに急に使えなくなった!」と驚く人もいるかもしれません。
ポチッとチャージの利用には都度審査があり、一度使えたからといってずっと審査不要で利用できるわけではないのです。
そのため、ポチッとチャージ申込時に画面に「現時点でのご利用は承認されませんでした」と表示された場合は
- 審査未完了
- 審査に落ちてしまった
- 利用履歴が浅く信用が低い
これらに該当する可能性が高いです。
利用履歴が浅く信用が低い場合は、繰り返しバンドルカードを前払い&後払いチャージで利用していくことが必要になります。
また、なぜ審査に落ちたのか?その理由については次の章で紹介するので併せてご覧ください。
2.バンドルカード|後払いやリアルプラスの審査に落ちた理由と対処法
便利な後払いですが、審査に落ちて使えないとなると困ってしまいますよね。
この章ではポチッとチャージやリアルプラスの審査に落ちた理由を解説します。
場合によっては、すぐに利用可能になることも。
また、もし審査落ちしたとしてもすぐに使えるバンドルカード以外の後払い方法も紹介します!
2-1 審査に落ちた理由
バンドルカードの後払いやリアルプラスの審査に落ちた場合、主に考えられる理由は次の6つ。
- バンドルカード利用規約に違反した
- 18歳未満
- 他の後払いサービスでブラックリスト入りをしている
- 申請内容に不備がある
- バーチャルカードしか作っていない
- バンドルカードの利用歴&信用が少ない
申請内容に不備があった場合は、内容を訂正することで利用できる可能性は高いです。
バーチャルカードのみ利用をしていても審査に落ちる場合もあるため、状況によってはプラスチックカード型のリアルプラスの発行もおすすめ。
リアルプラス申込時には、次の2つもチェック!
- バンドルカードの登録情報と申請書類の相違がない
- カード発行手数料(600 or 700円)分の残高チャージ
また「前回使えたのになぜ?」という場合、バンドルカード利用規約に反している場合もあるので一度確認しましょう。
- 複数アカウントを作成している
- 日本国外の電話番号を登録している
- 前回分の後払いの支払いを終えていない
2-2 【対処法】審査不要のバーチャルカードを活用しよう
もしバンドルカードの後払い審査に落ちてしまっても使えるカードを紹介します。
各キャリアが発行しているプリペイドカードであれば、審査不要で利用が可能です。
- ソフトバンクカード
- au PAYプリペイドカード
この2つであれば、バーチャルカードに対応しているので即時発行OK。
利用可能額は、現在使えるキャリア決済の上限と同様です。
カード名 | 対応キャリア | 審査 | 発行時間 | 国際ブランド | 年齢制限 | 支払い日 | 発行方法 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
au PAY プリペイド カード |
|
なし | 即時 | Master Card |
なし | 末締 / 翌月25日払い (口座振替) |
auPAYアプリ |
ソフトバンク カード |
|
なし | 即時 | Visa | なし | 10日,20日, 末日/翌月 締日引落 |
ソフトバンク カードアプリ |
また、ドコモユーザーに限りバンドルカードのチャージにキャリア決済(d払い)設定できるので後払いとして使えます。
利用可能額はドコモのキャリア決済の上限と同じですが、チャージ1回につき次の手数料が発生するので注意しましょう。
金額 | 手数料 / 1回毎 |
---|---|
4,000円以下 | 300円 |
5,000円以上 | 6.15% |
バンドルカードと類似のカードには「Kyash」「ウルトラペイ」があります。
ですが、これらもバンドルカード同様に後払い利用時には審査があるので、バンドルカードの審査に落ちていたら利用は出来ないと言って良いでしょう。
3.ポチッとチャージの利用上限を増やす方法
後払いのポチッとチャージ上限を上げるには、利用してすぐに返済をすることをコツコツ繰り返しましょう。
短期間に少額でも繰り返し行うことで、バンドルカードの信用が上がります。
ただし、中には「すぐにでも上限を解放したい!」という人もいるのではないでしょうか。
そんな人にはバンドルカードの「リアルプラス」の発行がおすすめ。
この章で
これらについて詳しく解説します。
3-1 申し込み利用上限
バンドルカードの後払い(ポチッとチャージ)を利用する場合、1度にチャージ可能な上限は次のとおりです。
初回 | 3,000〜5,000円 |
---|---|
2回目以降 | 3,000円〜50,000円 |
申込可能単位 | 1,000円毎 |
初回申し込みが可能なのは、大体の人が3,000〜5,000円程度です。
2回目以降であれば誰でも最大50,000円後払い申込ができるのではありません。
利用状況によっては、上限額が変動することもよくあるので注意しましょう。
3-2 利用と返済が上限アップの近道
バンドルカード公式サイトに次の記載がありました。
申込み上限額に影響する項目
- カード利用状況
- ポチっとチャージのお支払い状況
- 利用しているカード種別(バーチャルカード /バンドルカード リアル /バンドルカード リアル+)
このことからも、申し込み上限額を増やすのであれば
- 前払い&後払い問わず繰り返し利用する
- 支払い遅れがない
- バーチャルカード以外も利用する
これら3つが大きく関わってくると言えます。
3-3 利用中は規約を遵守する
ポチッとチャージの利用期間中に「利用規約に違反していないこと」も申し込み上限を増やすには大切です。
もし利用規約に違反してしまうと、上限が増えないどころか利用できなくなってしまうことも十分あります。
複数アカウントの作成も禁止されているため、もう一つアカウントを作成したら利用可能額が増えるということはありません。
\現金に戻すのは規約違反?/
3-4 すぐに上限を上げるならリアルプラス発行
バンドルカードには、アプリだけで利用できる「バーチャルカード」の他、プラスチック型のカードもあります。
発行できるカードは
- リアルカード
- リアルプラス
の2種類がありますが、本人確認が必要なリアルプラスを発行することでポチッとチャージの上限額が増える場合は多いです。
種別 | 発行手数料 | 本人確認 |
---|---|---|
リアルカード | 300〜700円 | 不要 |
リアルプラス | 600円 or 700円 | 必要 |
利用状況や人にもよりますが、X内で調べた限りでは上限が+1万〜3万程される場合が多い印象でした。
ただし、ポチッとチャージの支払いが遅れるとすぐに上限は下がるので注意しましょう。
申込はバンドルカードアプリ内から可能で、カードの発行は1〜2週間程度かかります。
その他リアルプラスの仕様や発行時の注意事項については、バンドルカード公式サイトからご確認ください。
\カード発行でコンビニでも使える/
4.バンドルカードの後払い返済方法と支払い日
バンドルカードの後払いの返済方法は次の4つ。
- コンビニ
- セブン銀行ATM
- ネット銀行
- 銀行ATM(ペイジー)
支払い期限は、ポチッとチャージを利用した日の翌月末までです。
この期限を過ぎると、セブン銀行ATMは利用できなくなる場合があります。
なお、返済方法は一括払いのみ。
クレジットカードとは異なり、複数回に分割して支払うことはできません。
対応コンビニ | 支払い方法 |
---|---|
ファミマ | レジ |
ローソン | Loppi |
ミニストップ | Loppi |
セイコーマート | レジ |
セブンイレブン | セブン銀行ATM |
ファミマの場合は現金ではなくファミペイでもOK!
また、ファミマはバーコード読み取りエラーの場合はマルチコピー機にも対応しています。
5.【危険】バンドルカードの支払いが遅れるとやばい!滞納でブラックリスト入りの可能性
「バンドルカードの支払いが遅れた!」「これってやばい?」
後払いのポチッとチャージの支払いを滞納した場合、
- 遅延損害金の発生
- バンドルカードの利用停止
- ポチッとチャージの上限額5,000円以下
というペナルティが発生します。
これらは滞納日数に関係なく1日でも発生し、踏み倒すことはできません。
また、滞納を続けるとバンドルカード自体利用停止になってしまうので注意しましょう。
この章で、遅延損害金の計算方法に加え、
これらの具体的なリスクと督促電話がかかってきた場合の対処法について解説します。
\危険度別の解説はこちら/
5-1 遅延損害金の計算方法
バンドルカードの後払い(ポチッとチャージ)は、セブン銀行、またはGardia株式会社の次の利用規約が適用されます。
5. お客さまが第2項に定めるお支払いを遅滞した場合、当社はお客さまに対し、支払期限の翌日から支払いに至るまで、年14%の割合による遅延損害金をご請求させていただきます。
4.利用者が第2項に定めるお支払いを遅滞した場合、当社は利用者に対し、支払期限の翌日から支払いに至るまで、年14%の割合による遅延損害金をご請求させて頂きます。
共に年14%の遅延損害金が発生します。
この遅延損害金の計算式は次のとおり。
ポチッとチャージ利用額(手数料含む)×年率×滞納日数÷365日=遅延損害金
これを元に滞納期間ごとにいくら支払うのか?どんなリスクがあるのか?
次から解説します。
5-2 支払いが1日遅れた場合
例えば、50,000円(別途手数料1,830円)ポチッとチャージで利用していたとすると、
(50,000円+1,830円)×0.14×1日÷365日=19.88円
1日あたり約19円の遅延損害金が発生します。
しかし、例え1日でも遅れることでバンドルカードの利用規約に反するため、上限額の減額や利用停止のペナルティが課せられてしまうので速やかに支払いましょう。
1日遅れの場合は、登録メールアドレス宛に支払いメールが届きます。
1度1日遅れただけではブラックリスト入りはし難いですが、繰り返すと信用情報に「遅延情報」として記録されるので注意しましょう。
5-3 滞納を1ヶ月した場合
滞納を1ヶ月した場合にかかる手数料は50,000円だと次のとおり。
(50,000円+1,830円)×0.14×31日÷365日=616.28円
約616円の遅延損害金が発生します。
また、滞納して3ヶ月も経つと債権者は本格的に動き出す場合が大半。
自宅にも督促状が届くようになります。
X内で20日くらい支払いが滞ってしまった人は、その他の金融サービスが全て落ちたという情報も(ウルトラペイ・ペイディ等)。
そのため、この期間の滞納にもなるとブラックリスト入りしている可能性は高いでしょう。
5-4 滞納を1年した場合
もし1年滞納した場合、発生する遅延損害金は次のとおりです。
滞納金額 / 手数料 | 遅延損害金 |
---|---|
5,000円 / 510円 | (5,000円+510円)×0.14×365日=約771.4円 |
10,000円 / 510円 | (10,000円+510円)×0.14×365日=約1471.4円 |
30,000円 / 1,170円 | (30,000円+1,170円)×0.14×365日=約4363.8円 |
50,000円 / 1,830円 | (50,000円+1,830円)×0.14×365日=約7256.2円 |
実際に発生する金額だけ見ると「あまり高くない」と思われるかもしれません。
しかし、それ以上に
- ブラックリスト入り
- 裁判の申し立て
これらの遅延損害金以上とも言える大きなリスクが伴うので踏み倒しを考えることは絶対にやめましょう。
このリスクについては次で解説します。
5-5 支払い遅れの連絡には必ず対応しよう
後払い(ポチッとチャージ)の支払いが遅れると「050-3159-9953」から電話がかかってくる場合があります。
この番号はセブン銀行コンタクトセンターのもので、支払いの督促電話です。
もしかかってきた場合、督促電話を無視することは絶対にやめましょう。
なぜなら、出ないことで逃げることも解決もできないどころか、次の3つのリスクを伴います。
- 家に押しかけてきて親バレ&家族にバレる可能性大
- 職場に電話が掛かってくるので会社にもバレる
- 裁判を起こされ給与と財産の差し押さえが発生する
今後の人生に大きく影響してしまうので、電話には必ず出るようにしましょう。
また、督促電話がかかってきた時の対処法は次のとおり。
- 支払う意思と支払い日や金額を伝える
- 支払えない場合は債務整理を検討する
上記を伝えることで状況の悪化を防ぐことはできます。
また、ポチッとチャージ後払いサービス事業者のGardia株式会社や、債務譲渡後に別の債権会社から電話がかかってくる場合もあるので「知らない電話番号だから出ない」という判断を易々しないようにしましょう。
6.バンドルカード後払いは高校生の利用不可!前払い利用はOK
バンドルカードの発行自体には年齢制限はありません。
そのため、クレジットカードが持てない高校生の利用者も多いですが、未成年が利用できるのは前払いのチャージのみです。
後払いの利用ができるのは満18歳以上。
なぜなら、未成年では支払い能力が認められないからです。
未成年でも使える後払いは次のキャリア決済のみですが、くれぐれも使いすぎないように注意しましょう。
キャリア名 | サービス名 | 決済可能額 / 月 |
---|---|---|
ドコモ | d払い |
|
au | auかんたん決済 |
|
ソフトバンク | まとめて支払い |
|
また、キャリア決済であっても滞納した場合、親バレする可能性だけでなく、後払い決済業者が信用情報機関に加盟していると例え未成年であってもブラックリストに入る可能性はあります。
バンドルカードは、以前は保護者の許可さえあれば後払いの利用も可能でした。
しかし、2023年12月以降未成年の後払いは使えなくなりました。
まとめ
バンドルカードの後払い「ポチッとチャージ」の利用には都度審査があります。
もし審査に落ちてしまっても、リアルプラスの発行や繰り返しバンドルカードを使うことで信用度が増し利用可能額は上がります。
すぐに後払いが必要であれば、審査不要で発行可能なプリペイドカードを利用するのも一つ。
利用の翌月末までに支払いを済ませる必要のあるポチッとチャージですが、滞納してしまうと後払い上限の減額や利用停止といったペナルティも発生するので注意しましょう。